普段髪の毛に使っているのは「つげの櫛」です。
キレイな髪をしたブロガーさんが「静電気が起こりにくい、髪を傷めない」と紹介していたのを見て興味を持ちました。
高価な物しかないと思っていたら、お手頃価格の物もあります。
つげの櫛を使っていくにはお手入れが必要です。
一番最初に使う前、そして使い始めてからも定期的に椿油を馴染ませると、櫛に染みこんだ油のおかげで髪がしっとりと纏まるのだそうです。
と、分かっていても面倒くさがりな私には続かず、使用後に絡まったホコリや髪の毛を取り除く程度で数年間使い続けてきました。
先日、ふと櫛の汚れが気になったこともあり、久しぶりに本格的なお手入れです。まずは櫛の間に挟まったホコリを爪楊枝で取り除いていきます。
使うたびに取り除いていたつもりでも出るわ出るわ・・・。
しかも細かいホコリは皮脂と固まってしまっているのか簡単には取れません。力ずくで取り除くと折れてしまいそう。
油汚れは油落とす、という掃除の基本を思い出して、油に浸すことにしました。
椿油が無かったのでヒマワリ油に浸し、半日ほど経つと柔らかくなった汚れがスルッと落とせました。
新品の輝きを取り戻した櫛は梳かした後の髪のしっとり感も違います。
つげ櫛に油は大切、と改めて思いました。
今年は櫛のお手入れを丁寧にすることを目標にします
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つげ櫛は日本の伝統的な櫛で、気でできているため静電気も起こりにくく、髪を美しく保ってくれるという魅力があります。
よく知られている薩摩つげ櫛は最高級品の櫛でとても高価ですが、大切にお手入れをして使っていくと母から娘の世代まで2代使えて、長期的に見るととてもお得になります。
見た目も美しく、毎朝髪を手入れするのが楽しみになるような素敵な櫛です。
そんなつげ櫛はお手入れを適切にすることでより長く使うことができます。
では、この櫛のお手入れはどのようにすればいいのでしょうか。
この点については、植物油を使ってお手入れするのがいいといわれています。
そして、植物油の中でも椿油が最適だといわれています。
この櫛は適度に油分が保たれると割れにくくなって長持ちします。
逆に、長期間お手入れせずに乾燥させてしまうと歪んだり反ったりして劣化してしまい、形も変わってしまうのです。
そのため、椿オイルで定期的にお手入れをしましょう。
櫛を使い終わったら、椿油を染みこませた布やガーゼなどを用いて櫛全体を拭きます。
たったこれだけです。椿油は酸化を防ぐオレイン酸が豊富に含まれており、他の植物油より酸化しにくいという特徴があります。
オイルを染みこませて髪をとかすと、髪にとって適度なコーティングやトリートメントなどの効果もあって、しっとりとした美しくてつややかな髪に整えることができるのでます。
髪も櫛もしっかりと保湿することで、より美しく保ちましょう。