先日、うちの猫が体調を崩してしまいました。
なんとなく元気がないなぁ、急に寒くなったからかな?と思っていたら、何も食べなくなり、慌てて病院へ。
血液検査の結果は、腎不全でした。
高齢猫は腎臓が悪くなることが多く、うちの猫も若い頃から膀胱炎を繰り返していたこともあって、腎臓はウィークポイント。
今回の不調は腎臓の機能が弱り、尿が出にくくなったために毒素が排出できなくなっていたことが原因でした。
脱水気味だったこともあったので点滴を受けます。
帰宅後は久しぶりに大量の尿を出して、翌日には食欲も取り戻し、元気になりました。
点滴を受けたことで尿量が増え、たまっていた毒素も排出できて快復したことは分かります。
でも点滴を全て出し切ったと思われる頃には尿量も減ってきました。
このままではまた体調を崩すのは分かっています。
でも点滴で尿量を増やすのは根本的な解決にならないのではないか、腎臓の機能を良くする方が良いのではないか、と思いました。
なにか良い方法はないかと探しているとき、ペット漢方をやっている漢方薬局を見つけました。
自分が漢方薬や東洋医学が好きなのに、猫には同じような治療を受けさせてあげられないことに不満を持っていました。
さっそく相談に行き、猫の体重に合わせた漢方薬を処方していただきました。
治療方針は私の考えと同じで腎臓の機能を高めること。
良い方向に向かうことを期待しています。
ビワの葉温灸も始めました
猫の腎臓機能を高めるために良い方法はないか、漢方薬と併用して更に効果を上げられるものはないか探していたところ、ビワの葉温灸を見つけました。
鍼灸治療は私も経験済みで、その効果はよく分かっています。
お灸で一番いいのは、じんわりと体が温まること。
寒がりのうちの猫にもピッタリの方法だと思いました。
ただ、ビワの葉温灸が体に良いと言っても、猫が嫌がるのではないかという不安もあります。
そんな不安を払拭してくれたのは犬を飼っている友人の体験談でした。
友人の飼い犬も高齢になり、足や腰が悪くなったそうです。
そのときに病院で勧められたのが鍼灸治療で、通院して鍼治療を受けながら自宅でビワの葉温灸をやっていたのだとか。
嫌がることなく気持ちよさそうに受けてくれたそうです。
さっそく購入したビワの葉温灸セットはカワイイ缶に入っていました。
必要な物が全て揃っているので、初めて使う人にも安心です。
ビワの葉ではなく、ビワから抽出したエキスをガーゼにスプレーして使います。
その作業中、温灸は缶のフタの上に置いておくと灰が落ちても安心。
幸い、うちの猫も温灸を嫌がらず受け入れてくれました。
お灸中はもぐさの香りで癒やされるので、私にも猫にも気持ちいいケア方法ではないかと感じています。
ペット漢方ってなに?
ペット漢方とはその名のとおり犬、猫などのペットに対する漢方薬です。
ヒトに対しても漢方薬は自然でやさしい薬ですが、ペットに対しても同じ効果を発揮します。
特に犬や猫はヒトよりも小さな生き物で、敏感な生き物です。
医薬品では副作用などを起こしてしまう可能性もありますが、漢方薬であれば、自然治癒力にうったえてペットの状態を改善してくれます。
値段的にもリーズナブルですので、飼い主の懐にとっても助かる薬となっています。ペット漢方はネット通販などでも購入可能で、その点も人気を集めている大きな理由となっています。
ペットブームの昨今ですので、ペット漢方への注目度、需要も引き続き高い状態が続くことだと思われますね。
ペット漢方の値段や有効な症状は?効き目はどう?
ペット漢方は、ペットの体重や疾患、状態などによっても異なりますが、1ヶ月分で1万円程度の値段から購入が可能です。
有効な症状としては、精神状態を緩やかに整えたい場合です。
具体的には、精神疾患が原因となりアトピー性皮膚炎などの症状を発症している時などに向いているとされています。
服用してすぐに効き目があらわれるのではなく、徐々に効いてくるため、1ヵ月程度続けることで少しずつ効果が見えてきます。
ペット漢方の場合は、じっくりと治療を行うことになるため、待つ時間が必要な治療法です。
また、苦味があり嫌がる場合もあります。
飲み薬となるため経口摂取することになるため、エサや好きな食べ物に混ぜて飲ませてあげることになります。