年上の友人と話していたときのこと、定年退職後の話が出てきました。
定年後の生活で大切なのは「きょういく」と「きょうよう」だそう。
これを持ち合わせている人が少ない、と言うのです。
教育と教養は定年後の人だけでなく若い人も子供も必要なことであり、それらを持ち合わせていないと言うのは失礼なことです。
ところがこの場合は「今日行く」と「今日用」と書き、「今日行くところ」と「今日の用事」を指すのだそうです。
面白いし、確かにその通りだと感心しました。
「今日行く」と「今日用」、定年後に限らず誰にでも当てはまることかもしれません。
例えば連休のとき。
特に遊びに行く予定も立てず、日頃の疲れを癒そうとゴロゴロしているだけで時間が過ぎてしまうことはないでしょうか。
しっかり休んだはずなのに休み明けは妙に体がだるく、いつもよりボーッとしているように感じます。
意外とどこかへ出かけた方が身も心もリフレッシュできるのです。
日常生活でも、いろいろとやることが重なっているときの方が効率よく動くことができ、時間に余裕があるときの方が何もできなかったりします。
今日やることを決めて行動する「きょういく」と「きょうよう」、日々を充実させるのにぴったりの言葉です。
私も意識しようと思いました。