毎日のように使うヘアオイル。お気に入りのオイルをつかっていますか?
オイルといってもたくさん種類があって「どれを使おうか迷っちゃって~。」
「どれを使っても同じでしょ?!」などお手頃なお値段で買えるものですませちゃう!な~んてことも多いのでは?
そんなあなたにイチオシしたいのは馬油。
馬油ってどこがいいの?そんなふうに思ったあなたに馬油のメリットを紹介しますね。
ヘアオイルの代わりに馬油を使うメリットは
馬油は十円玉くらいの量を両手のひらに広げて髪の全体になじませるとツヤを出すことができ、髪の毛のセットをしたり髪が長い場合はひとつにまとめやすくなります。
馬油は無香なので香りが苦手な人は使いやすいです。
また、ヘアオイルの商品のなかには毛穴をふさいでしまう成分が入っているものもあるので、毎回シャンプーのときに地肌を丁寧に洗い流さないと抜け毛など地肌トラブルの原因になります。
その点、馬油は馬の脂肪からとった油なので肌にやさしく、保湿してくれる効果もあるので洗い残しをしても安心なんです。
頭皮や髪の乾燥を防ぎ、保湿をする。
頭皮に馬油をぬると油膜ができるので空気が頭皮に入ることを
防ぐんです。
頭皮は空気が入らないことで保温でき、血行がよくなります。
馬油のなかの成分のセラミドが肌の水分を逃さないようにしてくれるので水分をたもちながらも乾燥から頭皮を守ってくれます。
薄毛や抜け毛対策に使える。
馬油は頭皮の血行をうながし、枝毛、抜け毛を防ぎます。
また、馬油は皮膚の表面だけでなく毛穴の奥深くまで浸透し、栄養分として体内に吸収されるので血行促進につながるのです。
頭皮につけてマッサージをするとで血行がさらによくなり、頭皮がうるおい、髪にツヤが出るんです。
頭皮にやさしく、肌荒れをふせぐ
頭皮が赤くなっていたりブツブツがでることがありませんか?
そんなときは頭皮に細菌がついたことが原因の場合があります。
こんな時に馬油を使うといいかもしれません。
馬油を頭皮にぬると細菌が皮膚についたとしても、細菌は馬油に吸収されるので二度と出られないほど馬油は完全殺菌できるんです。
馬油が細菌を完全殺菌してくれるおかげで皮膚が傷ついたとしても化膿することも防いでくれます。
これってすごいことですよね!
さらに馬油の成分は高度の不飽和脂肪酸が65%もあり人間の脂肪の成分にとても似ているため、人間の体内に吸収されても副作用もなく安心して使えるのもいいですね。
ヘアオイル以外に、こんな使い方も!
ニキビを防いでくれる
馬油には髪や肌にうるおいを与えたり、抗酸化作用が働くα―リノレン酸が多く含まれているんです。この抗酸化作用があるおかげでニキビを防いでくれます。
また、肌のターンオーバーを促進させるビタミンEも含まれていてニキビの改善に役立っています。
アトピー性皮膚炎にも効きやすい
アトピーの人のように肌のバリア機能の低下から、かゆみや乾燥のひどい状態の肌に馬油をぬると肌表面に馬油が油膜を作ってくれます。
この油膜が乾燥や外部刺激から肌を守り、アトピーが治るといわれています。
洗顔、クレンジング、メイクの下地クリームとしてつかえる
パール一粒分くらいの量の馬油を手のひらにとり、顔全体にのばします。
洗顔やクレンジングの場合は、やさしくマッサージをするようにすみずみまで伸ばして拭きとり、洗顔用石鹸などで洗ってから、ぬるま湯ですすぐだけです。
洗い上がりがしっとりしているので乾燥肌の方には特におすすめですよ。
メイクの下地クリームとして馬油を使う時はベタベタやテカリの原因にならないようにつけすぎたら、かる~くティッシュやコットンでポンポンと押しとった後にファンデーションをぬってくださいね。
火傷、あかぎれ、切り傷、痔、水虫などにも効きやすい
火傷をしたら、まずは水や凍りで冷やしますよね?
馬油は水や凍りで冷やさなくても大丈夫です。
火傷をしたら一番に馬油をたっぷりぬって、さらにたっぷり馬油をぬったガーゼを患部に当てて上からビニール(ビニール袋でもOK)をあて包帯で巻くだけです。
ひどいやけどの時にも驚いたことに(3度くらいの重傷でも馬油をぬり上記の方法で処置をすると)7日~14日くらいで痛みもなく新しい皮膚が再生します。
馬油のおかげで患部が化膿することがないのでガーゼの貼りつきがなくなるまでそのまま放置して様子をみましょう。(この間、貼りついたガーゼを無理にはがそうとすると新しい皮がはがれてケロイド状態になります。)
痔ついては日常生活を送りやすい程度に患部の炎症をおさえることができます。
あかぎれ、切り傷、水虫なども馬油をぬり続けることで治りやすいといわれています。
*あくまでも民間療法としての使用方法なので自己責任でご使用ください。
まとめ
毎日使うヘアオイルを馬油に変えるだけで頭皮のかゆみやフケ、メンテナンスにもなるなんて、ほんとうに万能ですよね。
しかも、馬油には副作用もなく、火傷などの皮膚疾患から顔のケアまで使えちゃうのでおうちに1つは常備しておくと安心です。