子供の偏食で困っていて、治し方を知りたいと思っているパパやママは多いのではないでしょうか?
せっかく作ったご飯なのに「もういらない」「美味しくない」と残されたらガックリしますよね。
偏食がひどすぎると、毎日の献立を考えるのも一苦労です。
また、栄養バランスも気になりますよね。
でも、子供の偏食は成長と共に治ることがほとんどです!
小さな頃は食べられるものを食べて、笑顔で食事をすることが一番です。
笑顔で食事をすることを心掛けつつ、無理しない範囲で対策していくのがいいと思います。
今回は、子供の偏食の原因や治し方、また偏食でも食べられる献立アイデアをご紹介します。
子供の偏食に困っているパパやママの参考になれば幸いです。
子供の偏食、3歳児の偏食の原因や対策方法は?
3歳ごろになると、乳歯も生えそろってきて大人と同じような食べ物を食べられるようになります。
でも、3歳ごろになると自我が発達してくるため、嫌いな食べ物は食べないなんてことも出てきますよね。
あなたと同じように、子供の偏食に悩むパパやママは多いようです。
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食事は毎日のことなので、子供が偏食だったらとても大変ですよね。
子供にも何か理由があるから、食べなかったり嫌がったりするんです。
では、子供の偏食はどんなことが原因なんでしょうか?
食べにくい
3歳児はまだ顎が発達していません。
大人に比べて子供の口は小さいですし、乳歯もやっと生えそろった頃で噛む力もまだ弱いです。
そのため、食べ物が大きかったり固かったりすると、食べることがとても大変です。
食べにくいことがきっかけで、その食べ物が嫌いになることもあります。
嫌な思い出がある
食べ物に嫌な思い出がある場合も、嫌いになる原因になります。
初めて食べた時に固かったり苦かったりしたため、その食べ物に対してマイナスイメージがついているため避けてしまうのでしょう。
また、箸の持ち方や食べ方などを怒られたり、無理やり食べさせられるなど嫌な思いしたりすると、食べること自体が楽しく感じず偏食につながることがあります。
虫歯やアレルギー、発達障害
虫歯やアレルギー、発達障害がある場合も、偏食になることがあります。
虫歯があると歯が痛くて固いものが食べられません。
固い食べ物を避け、柔らかい食べ物ばかりを好むことがあれば、虫歯ができている可能性があります。
また、子供の偏食の原因がアレルギーのこともあります。
特定の食べ物を食べると、アレルギー反応で湿疹やかゆみがでることがあります。
湿疹やかゆみだけではなく、のどに違和感があったり、お腹が痛くなったり、目に見えないアレルギー症状もあります。
以前、その食べ物を食べたときに体に何か不調があったのかもしれませんね。
他にも、発達障害が偏食の原因となることもあります。
発達障害の特性として感覚過敏あります。
舌触りやにおいを敏感に感じてしまうため、苦手な食べ物が多くなります。
イヤイヤ期なだけ
ただ単純にイヤイヤ期の影響ということもあります。
2歳頃がイヤイヤ期と言われていますが、子供によっては3歳になってもイヤイヤ言う子もいます。
この場合は、イヤイヤが落ち着いてきたら偏食もなくなるでしょう。
子供の偏食を治すための、対策について
子供が偏食になる原因はいろいろあります。
ですが偏食のままでは、「体に悪いんじゃないかな?」「将来困ることがあるかもしれない」と思ってしまいますよね。
子供の偏食を治すための、対策方法をまとめてみましたのご覧ください。
食べやすく調理する
子供が食べやすいように調理することが大切です。
固い食べ物は刻んだり、大きさも小さめに切ったりして、子供の口でも食べやすくしてあげるといいです。
また、食べ物の苦みや臭みが苦手な場合は、調理法を工夫すれば解決できることがあります。
ピーマンが苦手なら、苦みの元となる種やワタを綺麗にとったり、油通ししたりすると苦みが抑えられます。
魚の臭みには、塩を振りかけたり、お湯で霜降り処理したりすることで、臭みを消すことができますよ。
他には、味付けを変えるのもいいです。
苦手な食べ物は、子供が好きなケチャップやカレーなどの味付けにして苦手意識をなくしてあげることから始めましょう。
一緒に料理をする
一緒に料理することも、偏食を治すのにはいい方法です。
普段、料理がどのように作られているかキチンと見ることはないでしょう。
でも、一緒に料理することで「ご飯ってこんな風に作っているんだ!」って分かります。
自分で作った料理なら、「食べたい!」と思うかもしれませんよ。
野菜を育てる
自宅で野菜を育ててみるのもいいです。
ずっとお世話していた野菜には、思い入れもあるはず!
「自分が作ったんだから食べたい!」って感じると思いますよ。
また、採りたての野菜はみずみずしく、しっかり熟した状態なので美味しく食べられるでしょう。
食べ物の絵本を読む
マンガを読んで偏食が治ったという人もいるので、食べ物の絵本を読んでみるのもいいと思いますよ。
その食べ物のことをよく知らないのが、嫌いになる原因の一つであることがあります。
食べ物のことを知ることで食べ物が身近になり、偏食が治るかもしれませんね。
お腹を減らしておく
ご飯をあまり食べていないからと言って、おやつをたくさんあげていませんか?
お腹が減っていない状態では、無理してまで嫌いなものを食べようとは思いませんよね。
また、お腹が減っている状態だと、どんなものでも美味しく感じることがあります。
ご飯前のおやつは減らして、お腹がしっかり減った状態にしておきましょう。
とにかく褒める
子供が嫌いなものを一口でも食べたら、とにかく褒めましょう!
食べられないと怒られたり、無理やり食べさせられたりしたら、食事の時間が苦痛になってしまいます。
褒められることで、嬉しくなって苦手なものでも食べることもありますよ。
パパやママも楽しく食べる
パパやママが楽しく食べていたら、子供もつられて苦手なものでも食べることがあります。
ピリピリ、セカセカした食卓は、大人でも楽しくなく食欲も出ませんよね。
子供が食べなかったらついついイライラしてしまいますが、食べたらラッキーぐらいの気持ちでいるといいですね。
子供の偏食の対策方法をいろいろあげてみましたが、なかなか上手くいかないことも多いと思います。
ママ友の子供も偏食がひどくて、幼稚園のお弁当はいつも卵焼きとミートボール、ブロッコリーだと言っていました。
でも、その子も小学生になり給食で周りの子供たちが食べている様子を見ると、苦手な食べ物も食べられるようになったそうです。
成長と共に偏食がなくなることがあることも知っておいてくださいね。
子供が偏食でも食べられる献立アイデア!
子供が偏食でも食べられる献立を集めてみました。
キーマカレーにしたら、たっぷり苦手な野菜でも食べられそうですね。
ワンタンや餃子の皮に包めば、肉や野菜もスナック感覚でパクパク食べられますよ。
はんぺんが入っているので、ふわふわで子供も食べやすいと思いますよ。
チーズと組み合わせることで、子供でも食べやすくなりますね。
カラフルな色と甘めの味付けなので、デザート感覚で食べられそうですね。
子供の偏食を治すためには、献立だけではなく 見た目も重要 だと思います。
お弁当箱に入れたり、盛り付けを可愛くしたりするだけでも、気分が変わって食べてくれることがありますよ。
また、初めは嫌いな食べ物を小さく刻んで入れていたとしても、慣れてきたら徐々に大きくしていくことも必要だと思います。
子供の様子を見ながら、いろいろな献立に挑戦してみるのもいいですね。
子供の偏食の治し方アイデア!偏食の原因や対処法、献立アイデアを教えますのまとめ
子供は味に敏感だったり、顎が発達していなかったりするため、ちょっとしたことで食べ物が嫌いになってしまうことが多いです。
我が家にも3人の子供がいますが、飲み込みにくかったり、苦みがあったりする食べ物には苦手イメージを持っているようです。
でも、味付けを変えたり、見た目を工夫したりすることで、苦手な食べ物でも喜んで食べてくれることもあります。
食事は毎日のことなので、子供に偏食があると大変ですよね。
成長と共に偏食が治ることも多いので、あせらず楽しく食事することを心掛けましょう。