ニキビ痕などのクレーター、目立つデコボコ肌をどうにかしたい!とお思いではないでしょうか?
凸凹のお肌も、優秀な下地やプライマーがあればメイクで上手に隠すことができるはず!
今回は、ニキビ跡のクレーター肌もカバーする優秀な化粧下地やメイクのポイントをご紹介します。
クレーターのように凸凹になってしまったニキビ跡をカバーするには、凸凹を埋めて平らな土台作りがポイントです。お肌の表面を平らに整えると、ファンデーションのノリもアップし、つるつるお肌に仕上がります。
ニキビの炎症が悪化すると、皮膚組織が死滅してしまったり、コラーゲンが変質してクレーターができてしまいます。
このクレーターはニキビが治ってもニキビ跡となって残り、手術をしないと取り除けない状態になります。
そんなデコボコ肌のクレーターは、メイクで隠すことができます。
ここでは、デコボコ肌のためのアイテム選びやメイク法のポイントをご紹介します。
皮脂の分泌を抑えるベースメイク
ニキビ跡のクレーターがあると、ファンデーションのヨレや毛穴落ちが起こるので、デコボコが目立ちやすくなります。
こういった状態にならないためには、皮脂の分泌を抑えるベースメイクをするのがポイントです。
皮脂は肌が乾燥するほど分泌が盛んになるので、保湿を重視したベースメイクアイテムを使いましょう。
アイテムの中には、皮脂の分泌を抑える成分が含まれているものもあります。
ですが、分泌を化学成分で無理に抑えると肌が乾燥するので、時間が経つと逆に皮脂が過剰分泌されます。
保湿をしっかりすれば水分と油分のバランスが整い、メイクの密着性を高めることができます。
ですのでベースメイクアイテムは、保湿成分がたっぷり配合されているのを選ぶのが正解です。
コンシーラーは柔らかいテクスチャーを選ぶ
デコボコ隠しの必須アイテムとなるコンシーラーは、柔らかいテクスチャーのものを選びましょう。
固めのコンシーラーの方が、クレーターをフラットにできるイメージがあるかもしれません。
ですが固いコンシーラーは油分が少ないので、皮脂の油分と馴染まずヨレてしまいます。
油分が多い柔らかめのコンシーラーであれば、皮脂とうまく馴染むので化粧直しも簡単です。
ニキビ跡にコンシーラーを乗せたら、毛穴に馴染ませるようなイメージでたたきこんでください。
また、ニキビ跡に塗るだけではなく、ニキビ跡部分よりも少しだけ広い範囲に塗りましょう。
肌とコンシーラーの境目を指先でとんとんとぼかしていけば、境界線が目立たなくなり、薄づきのベースメイクが完成します。
厚塗りにならないように気をつける
ニキビ跡を隠す上でもっとも重要なのが、ニキビ跡を中心にメイクをすることです。
厚塗りをするとメイク崩れが起こりやすくなりますし、時間が経つとデコボコ部分とフラットな部分の差を目立たせることになるので要注意です。
特に気をつけたいのはリキッドタイプのファンデーションです。
リキッドタイプはカバー力に優れている反面、厚塗りになりやすいので、うまく塗れない場合はパウダータイプに変えるのがおすすめです。
コンシーラーだけではなくベースメイクもファンデーションも、ニキビ跡にはしっかり叩きこんで、他の部分はできるだけ薄く塗るようにしましょう。
メイクは、厚く塗ればトラブルを隠せるというものではありませんから、ニキビ跡部分以外は薄づきを意識してください。
皮脂はフェイスパウダーで抑える
きちんと保湿ができていれば、皮脂の過剰分泌を抑えることはできますが、分泌を止めることはできません。
そこで取り入れたいのがフェイスパウダーです。
フェイスパウダーは余分な皮脂を吸収してくれるので、肌を乾燥させることなくヨレを防いでくれます。
また、メイクの厚みを均一にすることで、よりフラットな肌に仕上がります。
フェイスパウダーをパフにたっぷり取ったら、パフ全体に馴染むように揉み込んで、手の甲で余分な粉を落としましょう。
顔全体をパフでとんとんと叩くようにパウダーを乗せたら、浮いている粉をブラシでさっと落としてください。
パウダーで覆われた肌は、ふわふわでワントーン明るくなり、ニキビ跡を綺麗に隠してくれます。
肌に凹凸ができるクレータータイプのニキビ跡は、色でごまかすことができません。
そのため、デコボコを埋めようとして厚塗りになってしまいがちです。
メイクアイテムの選び方や使い方次第で、薄づきでもデコボコは隠せるので、ポイントを押さえてフラットな肌に仕上げてくださいね。