蓄熱式脱毛はデメリットよりもメリットが多いことをご存じですか?

蓄熱式脱毛は効果がないともいわれていますが、しくみを正しく理解すると、効果を十分に得ることができます。

今回は、蓄熱式脱毛を正しく理解するためのポイントと、メリットとデメリットをまとめてみました。

蓄熱式脱毛にしようかどうか迷っているあなたも、正しい知識を得ることで自分にぴったりかどうか判断できるはずですよ。

蓄熱式脱毛について正しく理解しよう!

最近話題になっている蓄熱式脱毛ですが、そのしくみについて知らない方も多いようです。まず蓄熱式脱毛の基本的なしくみをご紹介します。

脱毛サロンやクリニックでは、毛が栄養を受け取る毛根部分である「毛乳頭」とよばれる部分にレーザーなどをあてて細胞を破壊し、毛が生えてこないようにするのが一般的です。

クリニックでは医療行為が認められていますので、永久脱毛を受けることができます。永久脱毛は、「脱毛してからある程度の期間は毛が生えない状態」というものなので、再び生えてくることもあることを覚えておいてくださいね。

いっぽうで蓄熱式脱毛は、「バルジ領域」とよばれている部分を破壊して、毛の成長を止めて抜けるようにする方法です。このバルジ領域というのは、「毛を成長させなさい」と指示する重要な部分です。

バルジ領域は60度ほどの熱をあたえるだけでダメージを受けるといわれています。通常の脱毛の場合は200度近い熱になるともいわれていますので、やけどしてしまうリスクが比較的低いといえます。

蓄熱式脱毛のメリット・デメリット、受ける時のポイントは?

即効性がないのに、蓄熱式脱毛にはメリットがあるの?と思われた方もいるかもしれませんね。

まず痛みがないという大きなメリットが特徴です。脱毛は痛いというイメージがありませんか?はじめて脱毛するのであれば心配になりますよね。

でも蓄熱式脱毛なら、普通の脱毛と違って比較的弱い力で広範囲にレーザーをあてるので、ほぼ痛みを感じません。肌にトラブルを引き起こすリスクも低いので、痛みの気になるVIO脱毛におすすめです。

また蓄熱式脱毛は、日焼けしてしまった方や金髪の方、さらには産毛が気になっている方でも脱毛できます。誰でも脱毛できるので、脱毛に対するハードルが低いのも蓄熱式脱毛の魅力のひとつです。

さらに、短期間で脱毛を卒業できます。毛が成長しないと脱毛できないのが普通の脱毛ですが、蓄熱式脱毛はある程度毛が成長したら次の施術ができます。

5回から10回にわたって脱毛する場合がほとんどですが、通常の脱毛と比べると間隔が短くなるため半年から1年ほどで脱毛を卒業できます。2年ほどかかる通常の脱毛よりも、短期間でツルツルの肌になれますよ。

しかし反対に即効性がないというデメリットもあります。毛の成長を止めて、抜け落ちるのを待つ方法なので、効果が出てくるまで時間がかかります。

蓄熱式脱毛を受けても効果がなかったと感じた方は、この部分を理解していないために勘違いをしてしまうことがあるようです。日にちが経つと徐々に抜け始めてきますよ。

そして、蓄熱式脱毛を受けることができるサロンやクリニックが少ないのもデメリットのひとつです。実績や長期的に見た効果のデータが、まだ十分ではないのが現状です。

蓄熱式脱毛を受ける時には、メリットだけでなくデメリットも十分に理解した上で受けることが大切です。また、ある程度実績のあるサロンやクリニックで受けたほうが安心です。

まとめ

話題の蓄熱式脱毛は、デメリットだけでなくメリットもたくさんあります。

しかしながら、まだできて間もない脱毛方法ですので、正しい知識でうけることが大切です。

今回ご紹介したメリットとデメリットを理解して、あなたも自分にぴったりの脱毛方法を選んでみてくださいね。