あなたは、馬油 というものを知っていますか?
私が初めて知ったのは、火傷をした時でした。知人から「火傷には馬油が効くよ」と言われて半信半疑で購入し、患部に塗ったら想像以上に回復して感動したんです。
この 馬油 ですが、調べてみたら火傷以外にも色々使えることが分かったんです!効能の中には、乾燥肌にもいい成分 が入っていたので、今回はこの〈馬油〉についてご紹介します。
ちなみに、よみかたは〈ばあゆ〉です。それでは、万能薬〈馬油〉についてご説明しますね。
馬油には、人間にとって最も優れた成分が入っている
馬油 は、火傷、肌荒れ、ひび、あかぎれ、切り傷などの民間療法として使用されてきました。漢方薬を扱う病院などでは アトピーやニキビの治療薬 としても処方されているそうですが、処方箋がなくても買えるんです。
人間の脂質の主成分は セラミド なのですが、これは肌のキメを整え、潤いを保ち、外部からの刺激から皮下組織を守る役割を果たしています。この〈馬油〉には、〈馬セラミド〉と呼ばれる成分があり、人間の肌とも相性がいいそうです。
馬油には、馬セラミド と呼ばれる成分があり、人間の肌とも相性がいいんです!
この 馬セラミド が肌の角質層まで浸透し、不足している脂質を補い、肌を健やかにすると言われています。
馬油 は文字の通り、馬から採れた油なのですが、この油が人間の肌にとても馴染みやすく、火傷はもちろんですが、「あ、ケガしちゃった!」などの時でも 馬油 を患部に塗り、絆創膏を貼っておけば怪我が悪化することも少ないと言われています。
そして、ここで最もご紹介したいのが、「乾燥肌にもいい効果が期待できる」ということなんです。これからご紹介する〈馬油の特徴〉をお読みいただければ、きっとその効果は実感していただけると思います。
馬油の特徴!主な6つについて
〈馬油〉の特徴は、調べれば調べるほど出てくるそうですが、今回はその中でも特に注目していただきたい6つをご紹介します。
1,驚きの浸透力
馬油 自体はとてもべっとりとした感触ですが、肌に塗るとすぐにサラサラになってしまうんです。
これは、馬油の 浸透力が強力 だからです。肌に塗った瞬間から、皮膚の隙間に浸透して細胞と細胞の間に入り込み、皮脂が満たされ、潤った状態と同じ状態になります。
乾燥している、または皮脂が足りていない部分に入り込み、足りないものを補うから、肌に余分な〈馬油〉が残らないせいで、あっという間にサラサラになるというわけです。
馬油は人間の皮脂に非常に近い性質なので、人間の肌にもすんなりと馴染むのでしょう。
2,抗酸化作用、殺菌作用
馬油は素早く広がり、表面に油膜を貼って外部からの刺激から肌を守ると同時に、浸透することによって皮下の空気を追い出し、酸化を防ぐ作用があります。
皮下に空気がない状態では細菌は皮膚に入り込めないのです。また、入り込んだ細菌は馬油に囲い込まれて殺菌されてしまうのです。
3,炎症を鎮め、熱も取り去る
最も多く用いられてきた治療に「火傷」があると先ほども書きましたが、馬油には 炎症を鎮め、熱を取り去る作用 があるので「火傷」など、炎症と熱を帯びたケガには効果を発揮するというわけです。
炎症と熱と言えば、乾燥肌も同じような状態になったところを見たことはありませんか?
お子さんがかきむしってしまったところに手を当ててみると、熱を持っていた…なんて経験をしたことがあるかもしれませんが、そういう時にも馬油は効果を発揮するのです。
4,保温・血液循環促進
馬油は少量でもよく広がります。マッチ棒の先端ほどの量で、片腕分くらいは広がると言われています。とても広い範囲に素早く膜を作り、保温・保湿することができるのです。
結果的に肌が保温・保湿されていると血液の循環を促進して、マッサージ効果も得られるのです。
5,食べられる?
あなたは、「馬肉は完全な自然物で知られている“さくら肉”」と呼ばれ、食用として用いられていることをご存知でしたか?そんな馬から採れた〈馬油〉も実は、食べることができると言われています。
人間の体の中に入り込んでも害がない、副作用もほとんどないと言ってもいいものなのです。つまり、使っても安全ということです。
*化粧品として販売されているものは、衛生上食べることはやめましょう!
6,馬油は植物性脂肪と動物性脂肪の中間に位置する
一般的に、動物性脂肪には 飽和脂肪酸 が多く含まれていて、コレステロールの増加の原因となるとされています。馬油の中にもこれは含まれていますが、植物性脂肪に含まれている 不飽和脂肪酸 も含まれているのです。割合としては、不飽和脂肪酸 が63%を占めていると言われています。
そして、その割合は、人間の皮脂に含まれる 飽和脂肪酸 : 不飽和脂肪酸 の割合(人間は4:6と言われています)にとてもよく似た割合なので、人の皮膚に馴染みやすい というわけです。
馬油はクリームタイプと液状タイプの2種類
なんだか、いいことばかりご紹介してしまいましたが、それほど安全な万能薬だということがお分かりいただけたら嬉しいです。馬油の形状は、大きく分けて2種類。
クリームタイプ と 液状タイプ です。これは、馬油を抽出した時にできる3層の中のふたつです。
クリームタイプ は3層の中間層。液状タイプ は一番上の層で、一般的には、クリームタイプが乾燥肌などの肌トラブルに効き、液状タイプはヘアケアに向いています。
- クリームタイプ・・・乾燥肌などの肌トラブルに
- 液状タイプ・・・ヘアケアに
3層の一番下の層についても調べてみたのですが、分からなかったことをお詫びします。
オススメの馬油はこちら!
〈馬油〉と書かれた製品は、実は結構種類があります。値段もかなり差がありますが、値段の差は、添加物の有無などに関係しているようです。
ただし、安いからと言って上記のような効果がまったくないということはありませんので、初めて使われる方は、量の少ない、値段もそこまで高くないものから初めても問題はないと思います。
参考までにオススメの馬油をご紹介しておきます。こちらは、ドラッグストアや通信販売などで入手できるものです。
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若葉の油(ショウキリュウ馬油)
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上記製品は品質も知名度もある安心できる一例です。
一家にひとつはあったら便利なのが〈馬油〉かもしれません。