乾燥に負けない美肌づくりのコツは、質の良い睡眠を摂ること。
眠りの質を高めるポイントをまとめました。
体内時計を意識しよう
質の良い睡眠のためには、就寝時刻を一定させて、体内時計を狂わせないようにすることが大切です。
朝の光で体内時計をリセットする
また、朝日の光は、体内時計をリセットする働きがあるため、朝日が当たる場所で寝るか、朝起きたらすぐにカーテンをあけましょう。
夜の照明に注意
夜に明るいものを見ると脳が朝と勘違いしてしまうので、就寝前には照明を明るくしすぎたり、パソコンや携帯電話の画面などの強い光を見ることは控えましょう。
適度な運動が大切
睡眠の質を高めるためには、日中の運動が大切です。
ただし、寝る前の体操は逆に目が冷めてしまうことがあるため、ゆっくりしたストレッチくらいが最適です。
カフェインを控える
カフェインのとりすぎも睡眠の質を低下させます。
カフェインを含む飲み物は1日2杯くらいまでとし、夜8時以降は摂らないようにしましょう。
栄養ドリンクや風邪薬にも注意
栄養ドリンクや市販の風邪薬にもカフェインが入っているものがありますので、気をつけたいですね。
カフェイン以外にも眠りを妨げる物質に注意
カフェイン以外にも、眠りを妨げる物質が報告されています。
たとえば、タバコやビタミンCの飲み薬などは眠りを妨げる可能性があるので、寝る前には控えたほうが安心です。
薬が不眠の原因となることも
一部の痛み止めや血圧の薬など、体質によって様々な薬が不眠の原因になることもあります。
薬を服用している人で、眠りが浅い気がするという人は、医師や薬剤師に相談してみましょう。
寝酒は逆効果
寝酒が習慣となっている方もいるかもしれませんが、寝酒は逆効果です。
アルコールは一瞬眠気を誘いますが、体内で分解されるときに覚醒物質に変わるため、逆に睡眠の質を低下させてしまいます。
眠れないことを理由にアルコールを口にすることは絶対にやめましょう。毎日の飲酒習慣は、それだけでも睡眠の質を低下させてしまいます。
睡眠を誘うものを取り入れてみよう
スムーズに眠りにつけるように、睡眠を誘うものを取り入れてみましょう。
寝付きを良くするお茶や香り
カモミールティーや温かい牛乳を飲むことは、熱気を良くする作用があります。
ラベンダーのアロマオイルの香りも眠りを誘う作用があります。
寝付きを良くする行動
退屈な本を読む、体を温めてから寝るなど、寝付きを良くする行動を工夫してみましょう。
入浴で睡眠の質を高める
睡眠に入るときには、体温は0.5度ほど低下します。この下降が急速であるほど深い眠りに入ることができます。
お風呂などで体を温めてから眠ると熟眠できるのはそのためです。
反対に身体が冷えたまま布団に入ったりすると寝付けなくなってしまいます。
寝付きが悪くなる病気がないかチェックしよう
寝付きが悪くなる病気もあります。気になることがあったら検査してもらいましょう。
睡眠時無呼吸症
睡眠時間をしっかり確保しているはずなのに、日中に強い眠気に襲われる場合は、睡眠時無呼吸症の可能性もあります。
心身の不調も睡眠を妨げる
腰が痛い、お腹が痛い、心配事がある、など身体や気持ちが充実していないことも眠りの質を低下させます。
また、むずむず脚症候群や甲状腺機能亢進、糖尿病なども寝付きが悪くなります。