20代の頃に比べ、30代になると体のあちこちに変化が表れてきます。白髪もその一つです。
まだそこまで目立たないけど、ときどき見つかる白髪。年齢を感じて嫌になってしまいますね。
白髪になる原因は、遺伝や老化、生活習慣、ストレスなど様々です。
遺伝はしょうがありませんが、生活習慣やストレスは自分でどうにかすることができます。老化だって、食事やヘアケアに気を付ければ遅らせることができます。
つまり、体の内側と外側の両方からケアをすれば、白髪対策ができるということ!
「これ以上、増やしたくない!」「どうにか治したい!」と思うあなたに、家庭でできる白髪対策をご紹介します。あなたの参考になれば幸いです。
白髪対策を食事やサプリ、シャンプーから考えてみよう
そもそも白髪ってなぜできるか知ってしますか?
髪の毛にはメラニン色素という、髪の毛の色を作る成分があります。つまり、メラニン色素があるから髪の毛が黒だったり、茶色だったりするわけです。
でも、正常にメラニン色素が作られないと、髪の毛に色がつかず白髪になります。このメラニン色素を作っているのがメラノサイトという細胞です。
なので、このメラノサイトの働きを活発にさせればいいということ!そのためには食事から栄養を取るのが一番です。
白髪対策は食事やサプリから!
メラノサイトの働きを活発にする成分はヨード(ヨウ素)です。ヨードは、海藻、魚などに含まれています。
また、メラノサイト細胞がメラニン色素を作るためには、チロシンという成分が必要になります。チロシンはチーズ、大豆、魚、ナッツなどに含まれます。
つまり、ヨード(ヨウ素)とチロシンをバランスよく食事に取り入れることで、白髪対策ができるんです。
食事で栄養を取るのがむずかしい人は、サプリを利用してもOKです。過剰摂取は体にはよくないので、くれぐれも容量を守って飲むようにしましょうね。
まずは、食事から白髪対策する方法、つまり体の内側からケアする方法をご紹介しました。次に、体の外側、ヘアケアによって白髪対策する方法をご紹介します。
白髪対策はシャンプーで!
ヘアケアの基本はシャンプーです。なんと、白髪対策できるシャンプーが販売されています!
白髪対策シャンプーには、ヘマチンという成分が含まれています。このヘマチンという成分、メラニン色素を復元してくれる力があるそうです。
また、抗酸化作用があり、老化の原因になる活性酵素を取り除いてくれる働きもあります。
それだけではありません。傷んだ髪の毛を修復してくれる働きもあるんですって!
白髪が気になってきたら、シャンプーを白髪対策用のものに変えてみるのも一つの手ですね。
白髪対策でカラーリング。30代ではどうする?
人によって違いますが30代なら、白髪があっても数本という人が多いんじゃないでしょうか?
それくらいなら、白髪染めをしなくても普通のカラーリングで対応できますよ。
では、具体的にオススメのカラーリング方法をご紹介します。
明るめのカラーにする
真っ黒な色の中に、白髪が混じっているととても目立ちます。
でも、全体を明るい色にしておけば、たとえ白髪が生えたとしてもあまり目立ちませんよね。
白髪を他の髪の毛でぼかすという方法です。
おしゃれ染めなので、30代でもチャレンジしやすいと思います。
ハイライトを入れる
ハイライトは筋状に明るい色を入れる方法です。
部分的に明るい色が入っているので、白髪が伸びてきても目立ちません。
また、髪の毛全体に立体感が出るので、髪にボリュームや動きを出すこともできますよ。
このように、白髪が少ない場合は普段のカラーリングを変えるだけ、目立ちにくくさせることができます。
信頼できる美容師さんに相談してみるのが安心ですね。
白髪対策は30代から!急に白髪が気になりだしたあなたに!のまとめ
白髪対策は体の内側からと外側からのケアで、より効果が高くなります。
普段の食事に、
- ヨード(ヨウ素)・・・海藻、魚など
- チロシン・・・チーズ、大豆、魚、ナッツなど
を積極的に取り入れましょう。
また、シャンプーはヘマチンが入っているものを選べば、普段の洗髪で白髪対策をすることができますよ。
ストレスや血行不良も白髪を増やしてしまうと言われています。
日頃から運動などで体を動かすようにして、ストレスや血行不良を解消するようにしましょう。