軽井沢に住む友人から1枚の写真ハガキが届きました。彼女のお気に入りの散歩コースだというその風景は、気持ちよさそうで見ているだけで心が落ち着きます。
「ここ、行ってみたいな」その一言から、あっという間に別の友人も一緒に軽井沢へ行くことになりました。
写真を見て数日で決まった軽井沢行き。何かをするタイミングなんて、こんなものなのかもしれません。
軽井沢って、思ったより近い!?
軽井沢=避暑地、というイメージしかなかった私。軽井沢は長野県である、とは知っていましたが、とてもとても遠いところのように思っていました。
行ってみたいな、と思って最初にしたのは乗り換え案内サイトで検索することです。
すると、京都を始発の新幹線で出れば軽井沢には10時前に着くことが分かりました。
始発に乗っても着くのはお昼くらい?と思っていたので意外に近いと感じたのです。
仕事や講習会、プライベートの旅行で都内へ行くことはよくあります。あれこれ乗り換えていると、これくらいの時間に到着するのもよくあること。
だとすれば、むしろ、東京駅で1度新幹線に乗り換えるだけの軽井沢の方が断然ラクではないか。もっとも金額は全く違うのですが、最初に感じた「意外と近い」という感覚が軽井沢行き実現を後押ししたのは間違いありません。
京都から軽井沢まで少しでも安く行くには?
乗り換え案内サイトの便利なところは時間順、運賃順、あるいは乗り換えのラクな順に並べ替えができるところです。
東京まで新幹線に乗り、東京からも新幹線に乗る、というのはラクで早いことは分かりましたが、少しでも安いルートも気になります。
運賃順に並べ替えると名古屋から特急に乗るルートが出てきました。
時間は東京を経由するより+1時間半ほどかかり、金額の差は約6,000円。
実際にはJRの会員予約料金になるので差はもう少し小さくなりそうですが、それでも1泊分の宿泊費くらいはカバーできそうです。
今回は同行の友人と東京で合流することと、少しでも長く軽井沢にいたいので「名古屋から特急」ルートは不採用になりましたが、移動も含めて楽しむならこちらもありだと感じました。
軽井沢はドラマの世界?
実際に軽井沢へ行ったことがない私にとって、軽井沢はテレビの中の世界、ドラマの世界でもあります。
2017年に放送されていた松たか子さん出演のドラマ「カルテット」では実際に軽井沢のあちらこちらでロケが行われていたそうで、観光協会のホームページ内には撮影地マップも掲載されています。
ドラマで見た場所が実際に見られるかも!と思うと、ますます軽井沢行きが楽しみになってきます。
そしてもうひとつ記憶に残っているのは2009年に放送されていた山下智久さん出演の「ブザー・ビート」です。
最終話で北川景子さん演じる山下さんの恋人が、山下さんのバスケットボールの試合開始と同時に軽井沢から東京まで駆けつけるシーンがありました。
走り続けたおかげで試合終了に間に合うのですが、果たして本当に間に合うのだろうか?と疑問に思い、乗り換え案内サイトで検索してみたのです。結果は乗り換えがスムーズにできれば間に合うのかもしれない・・・という感じだったのを覚えています。
軽井沢って意外と近い、と思ったとき、このドラマの最終回も懐かしく思い出しました。
軽井沢観光協会撮影地マップ ↓
軽井沢でどこに泊まる?
始発で出れば10時前には到着できる軽井沢、では終電は?というと20時に軽井沢を出れば終電で自宅まで帰り着くことができます。
日帰りもできてしまいそうな感じですが、ここはゆっくりと1泊で。
「ゆっくり」なら2泊くらいはしないと!と言われてしまいそうですが、主婦が家を空けるのは1泊じゃないと難しいのが現実です。
ホテルを検索し、駅にも近いビジネスホテルを選んだ私に軽井沢の友人が一言「せっかく軽井沢に来るのなら、いいホテルは金額的に厳しいとしても、せめてペンションに泊まりなよ」。
確かに名前だけは聞いたことのある歴史あるホテルもありましたが、そこは金額的に無理。
でもペンションという選択があったとは!
普段からゲストハウスは避けてホテルを選んでいるので、ついついクセでペンションも除外していましたが、ゲストハウスとペンションは違います。
そういう視点で改めて探してみると、確かに料理自慢のペンション、看板猫のいるペンションなど魅力的なお宿がいくつも見つかりました。
友人にも相談しながら、立地も考慮し、とあるペンションを宿泊先にしました。やはり地元の人の意見は聞くものだと改めて感謝しました。
どこに行く?軽井沢観光
インターネットの便利さは、知らない場所の情報も一瞬で見つかること。
「軽井沢 観光」と検索すれば、「軽井沢オススメ観光スポット」とか「軽井沢で行くべき場所」なんていうサイトがいくつも見つかります。
でも花より団子の私たち、もちろん素敵な景色も見たいけれど気になるのは美味しいお店やオシャレなカフェ。
東京駅のエキナカにある「ブランジェ浅野屋」も、以前に寄ったことのある「ベーカリー&レストラン沢村」も本店は軽井沢です。
軽井沢の中心にある軽井澤銀座商店街には飲食店、お土産屋さんなどさまざまなお店が並んでいるそうです。その商店街のお店一覧を見ていて、そういえばお取り寄せをしたことのあるジャム屋さんも軽井沢だったと思い出しました。
厳選した国産素材を使い無添加でジャムを作る沢屋さん、いわゆる定番素材のジャムの他、あまり他のメーカーでは見ないような珍しいジャムもあります。
ぜひこれは実店舗に行きたいと思います。
ブランジェ浅野屋
ブランジェ浅野屋(公式サイト)
http://www.b-asanoya.com/
ベーカリー&レストラン沢村
ベーカリー&レストラン沢村(公式サイト)
https://www.b-sawamura.com/index.php
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沢屋
沢屋(公式サイト)
軽井沢ブルワリーの工場見学
そして軽井沢の中心部から少し離れるのですが、軽井沢ブルワリーの工場見学も気になっています。
美しい自然に恵まれた軽井沢で作るビールが美味しくないわけがない。
工場見学をすると作りたてのビールが試飲できるそうです。
基本的には友人に全ておまかせの軽井沢観光ですが、「行けそうなら連れて行ってね」と伝えました。
軽井沢ブルワリー(公式サイト)
https://brewery.co.jp/
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また、行きたいところを探していて残念だったことも。
絶景のカフェとして紹介されていたお店が昨年秋で閉店されていたこと。聞けば友人もお気に入りのお店だったということで、行ってみたかったなぁと心から思いました。
旅行は来月、ガイドブックをめくりながら久しぶりに会う友人と過ごす時間が本当に楽しみです。