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祖父が教えてくれたこと お金の生きた使い方




東京から京阪神、または京阪神から東京へは新幹線で2時間半程度で移動できることから日帰り出張可能なエリアとされているようです。

私も何度か東京へ日帰りで出かけたことがありますが、思ったより時間的な余裕もあり、意外といろんなことができるものだと驚きました。
ただ時間的には可能でも、身体的には厳しいと感じたのも事実です。

日帰り出張をしている人は大変だと心から思います。
来月、家族の日帰り東京出張が決まりました。
朝は5時起きです。

新幹線の中で寝ることもできますが、朝の苦手な家族には特に厳しいことでしょう。
そこで前日の夜に出発して東京で一泊することにしました。

もちろん職場からの宿泊費はありません。
完全に自腹となっても「体は断然ラク!」だそうです。

亡くなった祖父は、通常なら電車やバスで1時間くらいかかるところへ出かけるときは、いつもタクシーを利用していました。
裕福な家庭だったのではありません。

祖父は「時間と空間を買っている」と言っていました。
タクシーを使えば移動の時間を誰にも邪魔されずゆったりと過ごすことができます。

そのために使うお金は無駄ではなく生きた使い方と教えてくれました。
日帰り出張で宿泊費も出ないのにわざわざホテル代を払って一泊することは、もったいないと思う人もいるかもしれません。

でもそれで翌朝に余裕が生まれ、体もラクになるのなら、決して無駄な出費ではないと思っています。