先日、薬を買いに行った漢方薬局でクコとナツメをいただきました。
クコもナツメも自宅で簡単参鶏湯を作るときにお馴染みの食材です。
薬膳料理の材料として使う他、どちらもドライフルーツとしてそのまま食べられます。
どうやって使うか、と思いながら手に取り驚いたのは、ナツメの大きさでした。
参鶏湯を作るときに使っているナツメの倍くらいの大きさでしょうか。
大きいから良い物で小さいからダメ、ということではなく、参鶏湯のような煮込み料理には小さい物で充分だそう。
大きな物は実をそのまま味わう方法が向いていると教えていただきました。
ナツメは鉄分、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど様々な成分がバランス良く含まれ、漢方生薬としても使われています。
貧血や冷え、血流の改善、便秘、むくみ改善が期待できる女性には嬉しい食材です。
そのまま食べるのが一番お手軽ですが、私が好きなのは紅茶を飲むときに一粒入れることです。
紅茶がフルーティーになり、ナツメもほどよく紅茶を吸収してジューシーに、より美味しくなるように感じます。
最近の研究では、ナツメにはアレルギーを抑制する成分があるとも言われているそうです。
美味しくて健康的、特に今の時期にはピッタリの食材です。