食欲をそそるソースのかおり。
お好み焼きを、家で作る人も多いんじゃないでしょうか?
でも、家で作ると、中まで火が通らず、生焼け状態 になることもありますよね。
生焼けのお好み焼きを食べると、 消化不良や腹痛、下痢、ひどい場合は食中毒 にかかる事も!
生焼けかどうかの判断は、竹串で刺すことで簡単に確認できます。
竹串に生地がついてこなければOKです。
今回は、 安全で美味しいお好み焼きを作る方法 をお教えしたいと思います。
お好み焼きが生焼け、これってどうして?美味しい焼き方は?
お好み焼きは厚みもあるので、フライパンやホットプレートで表面を焼いただけでは、中まで火が通らないんです。
中まで火を通そうと加熱しすぎると、表面がコゲコゲになってしまいますよね。
そこで、生焼けをなくすために蓋を使いましょう!
片面を焼いた後ひっくり返して、蓋をして蒸し焼き状態にします。
蒸し焼きにすることで、短時間で中まで火を通すことができますよ。
その際、水を入れる必要はありません。
お好み焼きは、野菜がたっぷり入っているので、その野菜の水分を使って蒸し焼きすることができるんです。
また、蒸し焼きすることで、生焼けを防ぐだけではなく、ふっくらさせる効果もあるので、いつもより美味しいお好み焼きを作ることができます。
さらに、蒸し焼き以外にも、お好み焼きをおいしく作るコツがあります!
- 材料を混ぜるときは、混ぜ過ぎない
(混ぜ過ぎるとキャベツから水分が出て、ベチャッとした食感になる) - 火加減は中火が基本
(強すぎると表面が焦げるし、弱すぎると中まで火が通らない) - 生地を焼くときは、押さえつけない
(抑えると中の空気が出てふんわり感がなくなる) - 最後は蓋をとって、水分をとばす
(水分を飛ばすことで、よりふっくら感が出る)
私も大好きなオタフクソースのホームページに、美味しい焼き方が載っています。
あなたも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考URL: https://www.otafuku.co.jp/recipe/cook/
お好み焼きが生焼けか判断する方法は?レンジで温めれば大丈夫?
生焼けか どうかは食べれば判断できると思いますが、出来ることなら 食べる前に簡単に分かる ほうがいいですよね。
冒頭でも書いたように、竹串を使うと簡単に判断できますよ。
竹串にねちょっとした生地がついてきたら、まだ生焼けの状態です。
また、食べている途中に気が付くこともありますよね。
その時は レンジで1分半程度加熱 すると中まで火を通すことができます。レンジによって違うと思うので、様子を見ながら行ってくださいね。
でも、レンジで加熱してしまうと、どうしても表面がベチャベチャしてしまいます。レンジ後に、フライパンやトースターで表面を軽く焼くことで、サクッとさせることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
生焼けのお好み焼きを食べると腹痛や下痢になるの?どんな症状が出る?
みんながみんなではありませんが、 生焼けのお好み焼きで体調が悪くなる人もいます。
お好み焼きの材料は、主に小麦粉、卵、野菜、豚肉です。
生の小麦粉に含まれるβデンプンは消化されにくいため、大量に食べると 消化不良 を起こすことがあります。
その結果、 胃腸の弱い人は腹痛や下痢を起こしてしまう んです。
小さい頃に生のクッキー生地を食べようとして、怒られたことがありますが、消化されにくいためだったと今になって分かりましたよ・・・。
また、しっかり火の通っていない卵や肉は食中毒の原因にもなります。
卵や肉にはサルモネラ菌やカンピロパクターなどの、食中毒菌がついている場合があります。
そのため、これらの菌が体内に入ってしまうと、腹痛や下痢、発熱などの症状が出てしまいます。
食中毒で死亡したというニュースを耳にする事もありますよね。
特に、乳幼児や高齢者、免疫が低下している人は、症状が出た時はすぐに病院にかかるようにしましょう。
そんな事をいうと心配になるかもしれませんが、しっかり加熱すれば食中毒菌は死滅しますので、安心してくださいね。
お好み焼きが生焼けだと危険?判断や食べてしまったときの症状は?のまとめ
生焼けのお好み焼きを食べるのは、体に良くないことが分かっていただけましたか?
蓋をすることで中まで火が通りやすくなるだけでなく、美味しく仕上がります。
竹串を使って、しっかりチェックしてくださいね。