酒粕は健康にもいいとされており、普段の日常生活で、酒粕を取り入れているという方も多いと思います。
その酒粕にはどれくらいのアルコールが含まれているのか気になりますよね。
そこで今回は酒粕のアルコール度数についてお話ししていきます。
酒粕のアルコール度数、運転はしても大丈夫?
まず、酒粕は日本酒をつくる際にできた、お酒のカスなので、当然、アルコールは含まれているのです。
酒粕は大体8度ほどのアルコール度数なので、一般的なビールよりも少しアルコール度数が高いんですよ。
つまり、酒粕を飲んで運転をすることはできません。
飲酒運転というのは、お酒だけではなく、アルコールが含まれているものを摂取した状態で運転をしていることです。
ですから、お酒ではないという認識ではなく、アルコール分が含まれているものは、摂取後には車を運転するのは飲酒運転になるということを覚えておいてくださいね。
酒粕 アルコール度数、子供が飲んでもいいの?
酒粕を使った甘酒などは、健康にも良いとされており、健康のために子供に飲ませてもいいものなのか気になりますよね。
もちろんアルコールが含まれたものは子供に飲ませてはいけません。
むしろ、酒粕は一般的なビールと比べてもアルコール度数は高いため、子供に与えるのは良くありません。
そもそもアルコールは20歳からという決まりがありますからね。
ですが、アルコールを飛ばしてからであれば飲ませてあげることができます。
例えば甘酒を子供に飲ませたいということがあると思います。
子供に与える時は酒粕を使ったものも、しっかりとアルコールを飛ばせば大丈夫です。
アルコールは約78度で沸点に到達します。
アルコールが含まれた酒粕を使って甘酒を作る時には、80度以上で5分ほど加熱するとアルコールは飛びます。
子供に与える時には、しっかりとアルコールを飛ばしてからにしましょうね。
酒粕でもアルコールなし!ノンアルコールの酒粕甘酒の作り方
市販で売られている甘酒には、米麹で作られたものと酒粕で作られたものがあります。
米麹で作られた甘酒には、アルコールが入っていません。
ですが、酒粕を使った甘酒にはアルコールは含まれています。
酒粕を使って作られている甘酒は、アルコールは1%未満と表示されているようですが、全くお酒が受け付けられない方や、子供には酒粕の甘酒は市販のものでも避けた方がいいでしょう。
甘酒は飲みたいけど、ほんの少しでもアルコールがあると飲めないという方はノンアルコールの甘酒を作ってみましょう。
上記でも紹介したように、甘酒を沸騰させることによって、アルコールを飛ばすことができるのです。
- 鍋に甘酒を入れます。
- そのまま火にかけて沸騰するのを待ちます。
- 甘酒が沸騰したら、そのまま5分ほど沸騰させておきます。
こうすることで残っている、アルコール分もなくすことができるんですよ。
また、甘酒にお酒を少し加えて加熱することで完全にアルコールを飛ばすということもできるようです。
完全にアルコールを飛ばすことができれば、ほんの少しのアルコールでも飲めない人や、子供でも飲むことができるようになります。
健康のためにも飲みたいという方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
まとめ
酒粕は日本酒を作る工程で出来た、お酒のカスであり、カスであっても、意外とアルコール度数があるということがわかりました。
もちろんアルコールを飛ばさずに、甘酒にして飲んでしまうと、体からアルコールが抜けるまでは車の運転もすることができません。
お酒ではないという認識ではなく、アルコールが含まれているということを考えて、飲酒運転はしないようにしてくださいね。
そして、アルコールが含まれているものは、子供に与えることはできません。
子供の健康を思って飲ませてあげるのであれば、完全にアルコールを飛ばしてからにしましょうね。