いちごは1パックでだいたい300g前後なので、一人で1パック全部食べきっても103kcalにしかなりません。
いちごは、ダイエットに最適なフルーツ!
例えば、いちごに含まれるカリウムには、体内の塩分を外に出すという効果があります。
さらに、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を下げる効果もあるため、カロリーの低さもあわせるとダイエットには最適なフルーツと言えますね!
たとえば1粒(Mサイズ)だと、4kcal~6kcal。お菓子を食べちゃうよりも、イチゴをおやつにした方が摂取カロリーを抑えられそうです。
- Lサイズ(15g以上)・・・6kcal~
- Mサイズ(10g~15g未満)・・・4kcal~6kcal
- Sサイズ(6g~10g未満)・・・3kcal~4kcal
いちごをたくさん食べても、太る、ということはなさそうです。
ただし、練乳や砂糖をかけてしまったらダメですよ!
また、同じフルーツでも、イチゴのようにカロリーが低くダイエット向きな果物と、カロリーが高くダイエットには不向きな果物があるので注意してくださいね。
- りんご(皮なし)・・・57kcal
- みかん・・・45kcal
- バナナ・・・86kcal
- オレンジ(ネーブル)・・・46kcal
- キウイ・・・53kcal
- グレープフルーツ・・・38kcal
美容にも健康にも良いと言われる果物は、スムージーなどで取り入れる方が増えています。
確かに栄養がたっぷり詰まっているので、果物を摂るのはとても良いことです。
ですが、食べ方や果物の種類によっては太ってしまったり、逆にダイエット効果が得られるものもあります。
ですのでダイエットをしている方は、痩せる果物と太る果物をきちんと把握しておきましょう。
いちごは太る?
ビタミン類が豊富で美肌効果も期待できることで人気なのがいちごですね。
一般的に売られているいちごは、1パックで約85kcalです。
糖質は若干高めの約17gですが、含まれている栄養素を考えれば許容範囲と言えるでしょう。
また、いちごにはブルーベリーなどに豊富に含まれるアントシアニンやカリウムを含有しています。
アントシアニンには内臓脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。
カリウムには利尿作用があるので、塩分の摂り過ぎなどで余分に溜まった水分を排出してくれます。
ただし、これはあくまでもいちごのみを適量食べた場合の効果です。
いくら低カロリーと言っても、脂肪に変換されやすい果糖が含まれているので、食べ過ぎると太ってしまいます。
さらに、練乳や牛乳と砂糖をかける食べ方が好きと言う方は肥満予備軍になります。
練乳は高カロリー高糖質ですし、砂糖はダイレクトに脂肪になってしまうので気をつけましょう。
痩せる「果物」とは
果物と言えば、真っ先に挙げられるのがグレープフルーツです。
グレープフルーツの香りには、脂肪の燃焼効果があることで有名ですね。
ですが果実にもダイエットに効果的な成分が含まれています。
グレープフルーツの苦味成分は、満腹中枢を刺激する働きがあるので、満腹になったと感じることで食欲を抑えられます。
また、苦味成分の一つであるナリンギンは脂肪の分解を促進する働きを持っています。
当然ですが、食べる時には香りも嗅ぐので、嗅覚からもダイエット効果が期待できる究極の痩せる食べ物と言えるでしょう。
むくみや代謝の低下が気になる、と言う方にはスイカがおすすめです。
甘くて水分をたっぷり含んだスイカは太りそうなイメージがあるかもしれません。
ですが、スイカには代謝に必要な酵素がたっぷり含まれているので、デトックス効果が期待できます。
さらにシトルリンやカテキンなど、脂肪の燃焼に働く酵素も含まれています。
水分量も多いので利尿作用もありますから、むくみの改善やセルライト予防効果にも適した果物なのです。
太る「果物」とは
太る果物として、まず挙げられるのがりんごです。
りんごには食物繊維が豊富に含まれていますから、便秘の解消や腸内環境の改善には効果的です。
これはダイエット効果にもつながるのですが、意外にもカロリーは高く、大きめのりんごはご飯1杯分のカロリーがあります。
しかも、りんごの成分の約90%は水分で、残りの約10%のうちもっともウエイトを占めるのが糖質です。
そのためご飯1杯食べるよりも腹持ちが悪いため、間食をしてしまったり、食事の量が増えてしまうことも太る果物と言われる要因となっています。
そして、ダイエットフルーツとして人気のバナナも、実は太る果物の部類に入ります。
バナナにも豊富な食物繊維が含まれているので、便秘の解消にとても効果的です。
ですがバナナというのは、ソルビトールという成分を多く含んでいます。
ソルビトールは、バナナの甘さを出す成分の一種で、胃腸の中にガスを溜め込む性質を持っています。
ですので、お腹周りが太ってしまったり、ガスが溜まってしまったりします。
サイズに対してカロリーも高いので、油断して食べ過ぎたり、バナナだけを食べるダイエットをすると太ってしまうのです。
果物を活用したダイエット法はいろいろありますが、食べる果物によっては太ってしまうこともあります。
果物と言っても、一概にヘルシーで美容に良いとは言えないものもあるので、ダイエットに取り入れる時には気をつけましょう。