人工授精|不妊治療 費用

人工授精の費用は自費です。

人工授精は、保険適用が認められていません。
そのため、人工授精を受ける病院により、費用も様々・・・。

一般的には、人工授精1回あたり、1万円〜2万円、というのが一般的のようですが、
施設により様々で、3000円台〜2万5000円台までと、かなりバラつきがあるようです。

また、公立病院より、不妊専門のクリニックなどのほうが高めのようです。

 

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人工授精の内訳

人工授精は、現在では(2006年)保険適用は認められていません。
そのため、人工授精のために必要な治療はすべて保険適用外となりますが、

病院の判断によるものなのか、排卵誘発剤を使った場合などには保険が適用されたり
することもあるようで、医療機関や、治療内容により、扱いも多少違うようです。

 

一般的には、人工授精の場合、その手技料に加えて、超音波検査や、排卵誘発剤、
人工受精後の抗生剤や黄体ホルモン補充のための薬などの費用がかかります。

 

一般的には、いくつかの検査や薬を合わせて、2万円くらいのようです。

人工受精とは

人工受精とは、排卵の数時間前に精液の中から、良好な精子だけを分離して、
子宮腔内へ注入する、という治療法です。

 たとえば、精子を検査したときに、検査結果がWHOの基準以下の場合など、
タイミング法では妊娠は難しいと考えられる場合には、人工授精が選択されます。

 

人工授精は、卵管や卵巣には問題ないことなどが前提となる治療です。

 

排卵のタイミングをつかむまでは、タイミング指導と同様に、状態に応じて
排卵誘発剤などを使用しながらの治療となります。

排卵日を予測したら、排卵のタイミングに合わせて、元気のよい精子を選んで、
専用のカテーテルで直接子宮内に注入していきます。

排卵予定日の翌日には、本当に排卵があったのかどうかを超音波検査で確認し、
人工授精のタイミングが合っていたかどうかを調べます。

人工受精時に併用される検査と費用

人工授精を受ける際に、受けることの多い検査と、その費用についてまとめました。

 

腹腔鏡検査

 

10万円〜15万円

 

腹腔鏡検査は、おへその下に小さな穴をあけて、腹腔鏡(直径3mm・長さ20cmほど)で
骨盤内の卵管や卵巣の様子を直接見る検査です。

腹腔鏡検査は、全身麻酔をかけ、行われます。
診断目的の腹腔鏡検査では、通常30分ほど、手術を行う場合には1時間ほどかかります。

腹腔鏡検査は保険適用があり、入院は3〜4日程度です。

 

子宮鏡検査

 

約10万円

 

子宮鏡検査は、子宮腔内に異常があると思われる場合に行われる検査です。
卵胞期に行われ、膣から子宮の中に内視鏡を入れて子宮腔内を検査し、

子宮内の着床を妨げている要因がないかを観察します。
子宮鏡検査には、保険が適用されます。

 

抗精子抗体検査

 

約7000円

 

抗精子抗体検査は、フーナー検査で、精子の運動を妨げる抗精子抗体の
疑いがある場合に行われる検査です。

採血をして血中に抗精子抗体があるかどうかを確認します。
抗精子抗体検査は保険が適用されません。

 

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